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About 祇園パセリについて

祇園パセリとは

広島市では戦前、現西区観音地区でパセリが栽培されていました。その種をもらい受け、昭和22年に現安佐南区祇園地区で栽培を始めたのが「祇園パセリ」のはじまりです。 祇園地区では優良な種を選別、努力を重ねて刻みが細かでやわらかく香り高いパセリが栽培されるようになりました。それが今に引き継がれ、広島の伝統野菜として高い評価を得ています。 緑の色が鮮やかで刻みの細かな葉形を持つパセリは、全国でも珍しいものです。

わがまちのお宝野菜として
大切に継いで70年

祇園パセリは、武田山の麓で栽培されています。種は各農家が毎年自家採種(じぶんの畑で出来たパセリから種を取ること)し、翌年、また翌年と種を継いでいきます。この地区で代々引き継がれる種は、一般には販売されません。つまり祇園地区から出ることはありません。祇園地区で大切に守り育てられるお宝なのです。

私たちが栽培しています

パセリは小さく繊細な野菜です。その栽培や出荷作業には、根気強く手先の器用な女性が向いています。現在、祇園パセリをつくるグループの中心となっているのも「パセリーヌ」という愛称で親しまれている女性農業者たちです。生産はもちろん地域の小学校で食育出前授業を行ったり、パセリを使ったレシピを学校給食に提供したりと「わがまちのお宝野菜」の普及に力を注いでいます。

まちぐるみで守り育てる
「わがまちの祇園パセリ!」

地域の小学校では、食育の一環として校庭の畑でパセリを育てています。収穫したパセリは、家に持ち帰り保護者の方に調理をしてもらいます。ボクらの私たちのまちの自慢の野菜として愛されているパセリ。私たち生産者も、通学途中の生徒から声をかけてもらうのが楽しみです。

祇園町 農事研究会 パセリ部会

祇園農事研究会パセリ部会

創業

昭和25年

組合員数

30名